今回はSC30 CB1000
もうけっこう古いバイクです
それに応じてやっぱりトラブルはつきものでして
お客さんの訴えはまず
1、クラッチフルードの漏れ
2、ガソリン臭い
です。
ちゃちゃっと分解しまして
クラッチレリーズから漏れた跡がばっちりありました
ここのピストン、ゴム部品関係
あわせてクラッチマスターのインナーも変えます
クラッチ液も結晶化して濁ってました😨😨
前回はいつかえたのやら?
次はガソリン臭い原因は??
燃料コックの合わせ面からの漏れでした
液体パッキンが塗られて応急処置?はされてましたが残念ながら効果なし。
かしめられてたのでドリルでもんで分解
このパッキンがへたってるのが原因ですね。
パッキンを交換してネジ山を作ってねじ止めに変更して完成です
タンクを外してたのでなんとなくラジエーターキャップをあけてみたらどえらいことになってまして追加作業です(;^_^A
液体パッキンとシールテープが巻かれていました。
キャップのゴム部分は凸凹で…
キャップがつく部品もアルミが腐食して凸凹で…
穴が開いてたりで…
キャップと一緒に新品に交換して無事完成できました。
入庫当初は水温計でオーバーヒート少し手前状態でしたが修理後は真ん中よりも少しヒート寄り。
見慣れた位置に針が落ち着いてくれましたので一安心。
エンジンオイル以外の油脂も定期的な交換が必要ですよ~
きちんとメンテナンスをしていればここまでの状態にはなかなかなりません。
お客さんには今後の課題として前後ブレーキのオーバーホールが必要なことをお伝えして今回は終了。
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